2024年6月30日(日)に、本協会の第十六回定時代議員総会を日本歯科大学生命歯学部九段ホールにて執り行いました。
代議員の皆さまには、議決権行使書の提出にご協力いただき、誠にありがとうございます。すべての代議員の皆さまより、議決権行使書をご提出いただきました。
また、当日ご多用のところご出席いただいた来賓の皆さま、代議員の皆さま、関係者の皆さまにこの場を借りて御礼申し上げます。
皆さまのご協力により、第十六回定時代議員総会を滞りなく終了することができました。
出席状況
出席代議員8名、議決権行使書提出74名 / 代議員総数74名
挨拶
一般社団法人日本動物看護職協会 会長 横田 淳子
横田会長より、大要以下のとおり挨拶がなされた。
第十六回定時代議員総会にご多用の中、多数の来賓、代議員、関係者にご出席いただき御礼申し上げる。今年に入り、第2回愛玩動物看護師国家試験が終了し、登録者が2万人を超えた。多くの現任者が国家資格を取得されたことは大変喜ばしく思う。本協会もこのことをうけ、本日午前の理事会にて、国家資格を取得した愛玩動物看護師の会への歩みを進めていくことが決まった。準備が整い次第、臨時総会を開催し、定款変更を行い、次年度より「一般社団法人 日本愛玩動物看護師会」として活動して参りたい。次回の第十七回定時代議員総会は「一般社団法人 日本愛玩動物看護師会」としての開催を予定とする。
愛玩動物看護師は国家資格をもって新たなスタートを切ったが、本協会も新たなスタートを切る。本協会は国家資格化が目的の団体ではない。動物看護師の職業としての向上の一つのステップが国家資格化にあったに過ぎない。課題はまだまだ山積みである。動物看護学の確立、日本における動物看護とは、動物看護の探求は発展途上にある。動物看護に関しては教育や臨床の場で、愛玩動物看護師が愛玩動物看護師を指導し、教育していくことが望ましい。より良い教育のためには、愛玩動物看護師教員のさらなる向上が望まれる。
社会や臨床現場での期待、有資格者としての業務、獣医師や他のスタッフとの役割分担等、より良い協働の仕方を見出していかなくてはならない。愛玩動物看護師のキャリアアップとして、継続学習に対応できる専門認定制度を構築し、より高い知識や技術、働きがいをもち、長期就労につながるものを目指していく。
一つご報告として、本協会では、愛玩動物看護師を取得していないスタッフの呼称について、これまで動物看護に関わってきた者であること、飼育者にわかりやすいという点から「動物看護助手」という呼称を使用していることをご報告申し上げる。
昨年は国家資格の制度が整い、コロナ禍も明け、全国の愛玩動物看護師養成校に足を運ぶことができた。入学希望の学生が増えた、学習意欲が高まっている等、愛玩動物看護師に期待する多くの声をいただいた。愛玩動物看護師が発展し、社会に対しての責任や業務での責任を果たし、信頼される職業となるよう努めたい。最後に愛玩動物看護師、本協会への引き続きのお力添えをお願いし、挨拶を終わりとさせていただく。
ご祝辞・メッセージ
当日は、参議院議員 片山さつき氏、参議院議員 中田宏氏、衆議院議員 古屋範子氏、公益社団法人 日本獣医師会 副会長 栗本まさ子氏(会長 藏内勇夫氏代理)、農林水産省 消費・安全局 畜水産安全管理課 大倉尚子氏、環境省 自然環境局 総務課 動物愛護管理室 後藤瑞枝氏よりご祝辞を賜りました。
また、衆議院議員 鬼木誠氏からもお祝いのメッセージを賜り、代読披露させていただきました。
議事・報告事項
【第1号議案】 2023年度事業報告
総会資料に基づき、遊座副会長より2023年度の事業報告がなされた。
【第2号議案】 2023年度財務諸表および収支計算書
・総会資料に基づき、中川理事より一般会計について報告がなされた。
・遊座副会長より特別会計について報告がなされた。また、以下のとおり資料の訂正がなされた。
【資料訂正】「特別会計収支計算書に対する注記」P35
流動資産 前期末残高 未収入金 8,834,456→8,834,455へ訂正
計(A)前期末残高 32,176,434→32,176,433へ訂正
流動負債 仮受金 16,604→10,604へ訂正
計(B)前期末残高 566,450→560,450へ訂正
次期繰越収支差額(A)−(B)前期末残高 31,609,984→31,615,983へ訂正
・酒井監事より、監査報告書に基づき2023年度監査報告がなされた。
第2号議案は、拍手にて全て承認された。
【報告事項】 2024年度事業計画・収支予算書
2024年度事業計画について中村副会長より報告がなされた。
2024年度収支予算書について中川理事より報告がなされた。