動物病院で働く動物看護師

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動物看護分野におけるリハビリの確立をめざし、ずっとこの仕事を続けたい

中村 陽子さん動物メディカルセンター 勤務)

動物看護師経験:20年目(※2018年5月時点の情報となります)

取得資格:一般財団法人動物看護師統一認定機構 認定動物看護師

テネシー大学認定 C.C.R.PCertified Canine Rehabilitation Practitioner

 動物看護師をめざしたきっかけは?

 私は幼少のころから動物に触れる事、お世話をすることが大好きでした。自然と将来の夢は獣医師でしたが、将来の仕事を決めていく年齢にさしかかるころになって動物看護師という職業を初めて知り、小さな頃から思い描いていた仕事の内容にとても近く、自分でも驚くほど「これがやりたかったことだ」と強く感じました。動物医療に携わり、ケガや病で苦しむ動物をケアすることができる、まさに私が理想としていた職業でした。

 こうして動物看護師をめさずことに決め、初めて就職したのは、個人の動物病院でした。自宅兼病院のアットホームな現場で働くことになりました。そこで念願の動物看護師になることができましたが、同僚との知識や技術の差に驚かされ、焦り、ひたすらに勉強したことが、今でも記憶に残っています。

この仕事のやりがいは?

 「あなたのようなベテランの動物看護師は、病院に必ず必要。居なきゃ病院は成り立たない」と現在の勤務先の獣医師に言ってもらえた時は本当に嬉しかったです。現在の動物病院に転職し、いろんなことへの挑戦が楽しくてしかたがなく、動物看護の考え方や実践方法など格段にレベルアップしたと思います。また、可能であればいくつになってもこの仕事を続けたいが、何を学び、どうキャリアを重ねていくべきかわからない、こうした次のステップへの悩みを払拭できたのも、友人たちが「次へ進もう!」と背中を押してくれたからです。2018年1月にはリハビリテーションの資格を取得しました。動物リハビリテーションは奥が深く、獣医師でも容易ではないと聞きますが、私は動物看護の一環としてリハビリテーションを確立したいと思っています。さらに動物看護の分野の認知度が上がり、必要不可欠な存在になるよう働きかけたいと考えています。

 

 


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